尾鷲 ヤーヤ祭りへ練習大詰め 小中学生3人「弓射」の大役 三重

【神事「大弓の儀」の本番に向けて練習に励む内山君(手前)と小林君=尾鷲市北浦町の尾鷲神社で】

【尾鷲】尾鷲神社(三重県尾鷲市北浦町)の奇祭「ヤーヤ祭り」が2月1日―5日の日程で行われる。最終日の5日に同神社で神事「大弓の儀」が営まれるが、弓を放つ「弓射(ゆみゆい)」の大役を務める地元の小中学生3人の練習が大詰めを迎えている。

弓射は祭りの当番町である祷務町(とうむちょう)の旧町の天満町、知古町、向井町の各町から1人ずつ務める。今年大役を担うのは宮之上小6年内山聖那君、尾鷲中1年小林陸君、同三木晴太君の3人。自身も13歳の時に弓射を務めた市職員の日髙俊一さん(51)の指導の下、神社境内の弓場で毎夜練習に励んでいる。

神事では14メートル離れた40センチ四方の的に一人14本ずつ矢を放つ。弓射の放った矢が的の中心に命中した町は、町を挙げて伊勢神宮に参拝する風習があるが、20年ほど的の中心に命中していないという。

日髙さんは「3人とも、町の代表としての自覚を持って練習している。当日は見物客も多いが、練習通りにすればうまくいく」と期待を寄せている。

小林君は「今は緊張はなく、調子も良い。本番では絶対真ん中に当てたい」と話していた。