松阪市と第一勧業信組 販路拡大支援へ協定 三重

【協定書を示す竹上市長(左)と新田理事長=松阪市役所で】

【松阪】三重県松阪市の竹上真人市長と第一勧業信用組合(東京都新宿区四谷)の新田信行理事長は30日、市役所で地方創生包括連携協力協定を締結した。市内業者の首都圏での販路拡大を支援するため、同信組で開く物産展や同信組取引先とのビジネスマッチングに参加できるようにする。

同市は市内企業1社を選定し、商品開発から宣伝、販売まで支援する同市の「ハンズオン支援事業」を進める中で同信組の取り組みを知った。

同信組は地方創生室を設け、全国23信組と新潟県糸魚川市など3市と連携協定を結んでいる。本店2階を販路拡大とビジネスマッチングに向けた地方連携オフィスとして提供している。

竹上市長は「地域のいいものをビッグマーケットでいかに売っていくか。『地産都消』という言葉に非常に引かれた」と期待した。

新田理事長は「松阪牛や松阪木綿など素晴らしいブランドを持っている。もっと高くていい。生産地では値段が上がらない。少しでも地域の壁を超え、付加価値を上げるお手伝いができたら」とあいさつ。

東京23区のうち19区に店舗を持ち、新橋、赤坂、神楽坂など都内料亭街の組合が入っていると説明し、「食べ物はすぐつながると思う」と話した。