三重県 昨年10月、外国人労働者2万4220人 雇用事業者も過去最多

三重労働局は29日、三重県内の外国人労働者数を発表した。昨年10月末時点で2万4220人と前年比で3225人(15・36%)増加。届け出を義務化した平成19年以降で最多となった。平成25年から4年連続で増えている。半数以上が製造業、3割超が派遣や請負での雇用とみられる。

労働局によると、外国人労働者の雇用を届け出ている県内の事業所も220増の3039と過去最多。5年連続で増加している。労働者派遣や請負の事業所が雇用する外国人労働者は8230人で、外国人労働者全体の34・0%を占める。

国籍別で最も多かったのはブラジルの6701人で全体の27・7%。中国の4888人、フィリピンの3640人が続いた。最も増加率が高かったのはベトナム(3361人)で39・0%増。ネパール(533人)の23・1%増が続いた。

ハローワーク管内別で見た外国人労働者数は鈴鹿が最も多く、6454人と全体の26・6%を占めた。次いで多かったのは四日市で4704人と、北勢地域での就労が目立つ。産業別では製造業が1万3496人で全体の55・7%を占めた。

林雅彦局長は29日に県庁で記者会見し、「外国人労働者の多くが自動車関連の製造業で勤務しているとみられる。雇用している事業所が届け出た状況を見ると、外国人労働者の3人に1人が派遣や請負で働いている可能性が高い」と述べた。