伊勢 防災、ゲームで学ぶ 浜郷小で児童ら 三重

【見取り図を囲み避難所の設営を考える児童ら=伊勢市黒瀬町の浜郷小学校で】

【伊勢】三重県伊勢市黒瀬町の浜郷小学校で29日、大規模災害時の避難所の運営を学ぶ「避難所運営ゲーム(HUG)」が開かれた。6年生54人が、避難所となる小学校での対応について考え、防災意識を高めた。

住民組織「浜郷地区まちづくり協議会」の協力で、毎年6年生が取り組んでいる。

HUGは、災害直後に避難所に来る人や出来事にどう対応するか考えるゲーム。年齢や家族構成、持病など避難者の事情が書かれたカードを使い、部屋を割り振ったり仮設トイレなどの配置を決めていく。静岡県が開発したゲームを、同校と同協議会などが児童向きに改良した。

児童らは8班に分かれて学校の見取り図を囲み、「車椅子を使用」「妊娠中」など避難者の状況に合わせて部屋割りを相談し、カードを図上に配置した。通路や物資置き場、炊きだし場なども決めていった。

体験後、児童らは「いつも避難訓練では避難するまでだったが、避難後のことを学ぶことができた」、「もし地震が起きたら、学習の経験を生かしたい」などと発表した。