三重県 インターハイ行進曲完成 作曲はマツケンサンバⅡの宮川さん

鈴木英敬三重県知事は26日の定例記者会見で、8月に県内で開幕する全国高校総合体育大会(インターハイ)の入場行進曲を「マツケンサンバⅡ」で知られる作曲家の宮川彬良さん(56)が手掛けたと明らかにした。8月1日の総合開会式で披露する。

曲名は「ミライエ(未来絵)」。宮川さんの造語で「未来の絵」と「三重」を掛け合わせたという。鈴木知事が会長を務めるインターハイの実行委員会が昨年5月、県吹奏楽連盟の推薦を受けて宮川氏に作曲を依頼。昨年11月末に楽譜が完成した。

入場行進曲と4曲のファンファーレで構成。それぞれ県立白子高(鈴鹿市)と皇學館高(伊勢市)の吹奏楽部が総合開会式に向けて練習に励んでいる。白子高の生徒からは「自然とビートを感じられる」「演奏していて楽しい」との声が上がっているという。

2月に白子高で開く試奏会で宮川さんが生徒らを指導した上で、3月中にも完成する見通し。実行委は曲に親しんでもらえるよう、県内の吹奏楽部に楽譜を配布することも検討している。作曲の費用は楽譜の制作を含めて130万円。実行委の予算から支出する。

宮川さんは東京都出身。松平健さんのマツケンサンバⅡで知られるほか、劇団四季や東京ディズニーランドのショーで使用する音楽やテレビ番組のテーマソングも手掛けている。県立伊賀白鳳高(伊賀市)の校歌も作曲した。宮川さんの妻は津市出身という。

鈴木知事は「若々しく躍動感のある曲」と評価。現在も県内の吹奏楽部で親しまれている「ブルー・マリーン」が昭和50年に開かれた三重国体の行進曲だったと紹介し「ミライエがブルー・マリーンと並んで新たな時代に引き継がれることを願う」と述べた。