三重県内、雪の影響 北部で人身事故5件 物損97件5人転倒

【雪の中、走行する車両と慎重に歩く歩行者=四日市市下之宮町で】

冬型の気圧配置に覆われて三重県内でも25日午前中にかけて北中部を中心に雪が降り、各種交通などに影響した。県警本部や各消防本部などによると、桑名市と鈴鹿市で5件の人身事故があり、20―50代の男女5人が打撲など軽傷を負ったほか、四日市市では路面の凍結などにより、20―60代男女5人が転倒して病院に搬送された。

県警交通企画課によると、24日午後7時―25日午後4時までの間に、鈴鹿市や四日市市など北勢地区を中心に路面の凍結によるスリップなどで97件の物損事故が発生した。

交通機関では、近鉄名古屋線で25日始発から上下20本が運休、95本に最大37分の遅れがあり、乗客約3万7千人に影響。三重交通系列の高速バスでも桑名中部国際空港線など一部路線が運休した。

県教委などによると、北勢地域を中心に公立88校が休校、30校が始業時間の繰り下げや下校時間を早める措置をとった。私立は12校が休校、3校が始業時間を繰り下げた。

津地方気象台によると、25日午前9時までに、いなべ市北勢で最深27センチ▽四日市市曽井町14センチ▽菰野町潤田13センチ―を観測。県内12カ所の観測地点全てで最低気温が氷点下となり、うち桑名、津、熊野新鹿で今季最低を更新した。最低気温は伊賀上野氷点下4・5度▽桑名、四日市氷点下3・6度―。

冬型の気圧配置は26日朝まで続く見込みで、引き続き警戒を呼びかけている。同午後6時までの予想積雪量は山間部を中心に北中部15センチ、南部1センチ。