津地検 「県民の安全確保に全力」 長谷検事正が就任会見 三重

【会見で抱負を語る長谷検事正=津市の津地検庁舎で】

津地検の検事正に22日付で就任した長谷透氏(59)が25日、三重県津市中央の同庁舎で就任会見を開き、「刑事司法を通じて治安を守り、県民の安心安全の確保に努めることに全力を注ぎたい」と抱負を語った。

過去の印象的な事件として、大阪地検時代に携わった平成17年の「自殺サイト殺人事件」や「浪速区姉妹強盗殺人事件」、福岡地検での「工藤会頂上作戦」などを挙げ、「県内被害者保護や再犯防止など刑事施策的取り組みを含めて組織を挙げて取り組む。警察と手を携えて治安を守りたい」と力を込めた。

検事を志したのは検察事務官をしていた父親の影響といい、「人の役に立ちたいという欲求があった」と話した。

三重県の印象は、「中学生まで名古屋に住んでいたので長島スパーランドや海水浴で来ることはあり、風光明媚という印象」とし、「生まれ育った場所に近くてうれしい。目に見える全てが懐かしい」と述べた。

長谷氏は名古屋市出身で、司法修習生を経て平成元年4月に大阪地検検事として入庁。大阪高検検事、福岡地検次席検事、宮﨑地検検事正などを経て現職。