三重県内でも雪の影響 男女10人が搬送 物損事故64件

南岸低気圧に伴う寒波の影響で、三重県内でも22日午後から23日朝にかけて広い範囲で雪が降り、交通トラブルなどが相次いだ。伊勢市消防本部によると、伊勢市では自転車で走行中の50代女性が凍結した路面で転倒して足を骨折したほか、歩行中の70代男性も転倒して後頭部を打つなど、10―70代男女10人が病院に搬送された。

県警交通企画課によると、22日午後から23日昼ごろにかけて、伊勢署と松阪署管内を中心に凍結によるスリップに伴う物損事故が64件発生した。

また県教委などによると、県南部を中心に県内公立27校と私立1校が23日の始業時間を繰り下げる措置をとった。

津地方気象台によると、県内では23日朝までに名張で4センチ、大台佐原で2センチの積雪を観測。観測計のない伊勢や松阪でも数センチの積雪があったとみている。

今後は冬型の気圧配置が強まることで24日夜から25日朝にかけて雪が降り、北中部では大雪警報が発令される恐れもある。予想積雪量は山間部を中心に24日午後6時までで5センチ、25日午後6時までの24時間で10―20センチを見込んでおり、十分な警戒を呼び掛けている。