津 視覚障害者もスマホを 全盲の荒川さん、魅力語る 三重

【スマートフォンの活用について講演する荒川さん(左端)=津市桜橋の県視覚障害者支援センターで】

【津】三重県内の視覚障害者でつくる県視覚障害者協会(津市桜橋、内田順朗会長)は18日、同所の県視覚障害者支援センターで講演会を開いた。視覚障害者用機器の販売やサポートを手がける「ラビット」(東京都新宿区)代表で自身が全盲の荒川明宏さん(51)が「視覚障害者のスマホの便利な使い方」と題して話し、当事者や支援者ら約50人が聴講した。

荒川さんは「スマートフォンは電話とメール以外の機能に魅力がある」として、インターネットバンキングや時刻表検索、ビデオカメラ機能などを挙げ「これまで見える人にしてもらっていたことが全部自分でできる」と魅力を語った。

弱者に配慮したスマートフォンとiPhoneとを比較し「利用者が少ないと発展性がない。一般に多く使われているものが将来的にいい」と持論を述べた。

同講演会は同協会の「視覚障害者のための日常生活用具展示会」に合わせて初めて開催。展示会では白杖、拡大読書器などを扱う15社が出展した。