濱田総業が婚礼事業参入 赤福の持ち株会社 三重

【伊勢・志摩】和菓子の老舗「赤福」(三重県伊勢市)の持ち株会社「濱田総業」が婚礼事業に参入した。昨年9月に同市のブライダル企業「オランジェ」を買収。濱田総業グループの「志摩地中海村」が管理する志摩市浜島町迫子のリゾート施設「志摩地中海村」に宴会場を兼ねた結婚式場を新設する。5年後をめどに年間10億円の収益を目指す。

オランジェは伊勢市中村町の近鉄五十鈴川駅近くにあり、約700平方メートルの敷地にチャペルや神前式会場など4施設を所有。婚礼事業のノウハウを志摩地中海村で生かす。

志摩地中海村は約3万3千平方メートルの敷地にスペイン風の街並みを再現したリゾート施設。3月16日のリニューアルオープンに向け、平成28年11月から約30億円をかけて最大50人を収容できる結婚式場などの新設を進めていた。これまでは屋外にしか会場となるスペースがなかった。結婚式の受注目標は年間30件。

温浴施設も新たに設け、宿泊室数は現在の30室から53室に増やす。リニューアルに伴い敷地を約4600平方メートル広げた。

志摩地中海村の大西晶社長は「志摩の風光明媚(めいび)な景色を楽しむリゾート婚としてアピールしていきたい。泊まりがメインの施設なので、将来的には宿泊客にもなってもらえたら」と期待している。