伊賀の小中学校 土曜授業を完全廃止へ 来年度から 三重

三重県の伊賀市教委は16日の市議会全員協議会で、小中学校の土曜授業を平成30年度から廃止することを明らかにした。教職員の負担軽減などが目的。一方で夏休みを短縮することで学習時間は確保する。県内では全ての市町で土曜授業を実施している。

市教委は27年度から土曜授業を実施。夏休みなどを除く第3土曜日の午前中に、年間で8―10日間にわたって実施してきた。来年度からは土曜授業を廃止する代わりに夏休みを4日間短縮。2学期の始まりを4日間前倒して8月28日からとする。

全国学力学習状況調査の結果が伸びないことや、教職員の働き方改革が課題となっていることなどを受け、市教委は昨年9月から土曜授業の見直しに向けた検討を開始。PTAや教職員らでつくる検討会の検討結果を踏まえて市教委が廃止を決定した。

市教委は「土曜授業は3年を迎えて定着しつつあるが、狙い通りに学力が向上しなかった。子どもたちや保護者からが学習と捉えていない面もある。教職員にとっても同じ週に代休を取得することは難しかった。2学期の前倒しで学力向上を図る」としている。