三重県警 若手警官通じ人材確保 採用強化、担当者に83人

【プロアクティブ・リクルーターとして研修に参加する若手警察官ら=津市の県警本部で】

若手警察官を通じて人材確保につなげようと、三重県警は12日、津市栄1丁目の同本部でプロアクティブ・リクルーターの指定式を開き、採用2―3年目に当たる若手警察官83人に指定書を交付した。

県警警務課によると、県警採用試験の採用倍率は平成23年の約7.0倍をピークに減少し、昨年の倍率は約4.8倍だった。

こうした背景から、県警では高校や大学卒業後間もなく、学校関係者や現役の学生らとつながりのある若手警察官を、「積極的な採用担当者」を意味するプロアクティブ・リクルーターとして指定し、人材確保の強化を図っている。

この日は県内18署から選ばれた78人が宮西健至警務部長からプロアクティブ・リクルーターとして指定を受けた後、採用を巡る現状についての説明や学校訪問の方法などについての研修に参加した。

宮西警務部長は「受験者数の減少は人材低下にもつながり、県民の安全安心に向けた最重要課題。やりがいや組織力などを積極的に発進して不安解消に努め、今後の募集につなげて欲しい」と訓示した。

昨年優秀な実績を残したとして表彰を受けた鈴鹿署生活安全課の杉本遙香さん(21)は、「緊張しすぎないように話しやすい話題から会話を広げていってもらえたら」と後輩にエールを送っていた。