次期参院選へ野党結集を 連合三重が新春旗開き

【「新春旗びらき」のあいさつで、野党結集を訴える吉川会長=津市大門で】

連合三重は9日、三重県津市大門の津都ホテルと津センターパレスで「新春旗びらき」を開いた。吉川秀治会長は「民進党が分裂した状況では巨大与党に対峙(たいじ)できない」とし、次期参院選に向けた野党結集を求めた。

吉川会長はあいさつで、昨年の衆院選を「公示前後で政党や枠組みが大きく変わるという過去に経験のない選挙戦だった。連合も方向性の決定に悩んだが、一定の成果を出せた」と振り返った。

その上で「何とか昨年の衆院選は乗り切ったが、来たるべく参院選や地方自治体の選挙に影響することが十分に予測される。民進党の責任は重いと感じる。野党が結集できる枠組みを作るよう願う」と述べた。

一方、民進党県連代表の芝博一参院議員は「党内では新党や合併を求める声が大多数だが、じっくりと時間をかけて方向性を考えようという声もある。良いか悪いかではないが、せめぎ合いがあるのも事実」と説明した。

その上で「何とかして2大政党をつくる努力をしなければならない。連合の皆さんや地方議員と手を携え、まとまりを崩すことなく取り組みたい。地域の声を国政に届ける役割を果たしたい」と訴えた。

鈴木英敬知事は「長時間労働の是正や勤務環境の改善に向けて、連合三重の役割はますます重要になってくる。県も連合三重と連携して頑張りたい」と祝辞。障害者雇用の拡大にも強力を求めた。

この日は民進党の国会議員や県議会の民進党系会派「新政みえ」の県議、連合三重の組合員ら約350人が出席。鏡開きや乾杯で、組織の強化と拡大に向けて取り組むことを誓った。