障がい者馬術2部門 尾﨑君が全国優勝 鈴鹿市長に成果報告 三重

【末松市長に優勝を報告する尾﨑君(右)=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】昨年11月10―12日に兵庫県三木市で開かれた「第25回全国障がい者馬術大会」の2部門で優勝した三重県鈴鹿市平野町の尾﨑恵一郎君(12)=湯の山乗馬クラブ所属=が4日、同市役所を訪問し、末松則子市長に成績を報告した。

大会では、決められたコースを正確に美しく回るかを点数で競うスペシャル競技の「常歩、リーダー(引率者)なし、身体障害者部門」と、コースを早く正確に回るジムカーナ競技の「常足、身体障害者部門」に出場。スペシャル競技では、4人中達成率67・692%、ジムカーナ競技では8人中1分58秒75の記録を出して、それぞれ優勝した。

尾﨑君は出産時のトラブルが原因で右手右足にまひがあり、2歳ごろからリハビリのために乗馬を始めた。現在は週1日1時間、パートナー馬「みれー」(推定約20歳)の世話をしながら乗馬の練習をしている。母親の紗恵子さん(41)は「最初から馬を怖がらずに楽しそうに乗っていた。乗馬で平衡感覚や筋力が身に付いた」と話す。

尾﨑君は「みれーと一緒に走るのは気持ちがいい。次はリーダーなしで、駆け足やジャンプがしたい」と話していた。

末松市長は「障害をものともせず優勝したのは努力のたまもの。自信を持って成長して。目標に向かってみれーと一緒に頑張って」と激励した。