年越しの大かがり火 伊勢神宮、新年待つ初詣客

【燃えさかる大かがり火=伊勢市宇治館町の伊勢神宮内宮で】

【伊勢】伊勢市の伊勢神宮内宮・外宮で31日夜から一日早朝にかけて年越し恒例の大かがり火がたかれ、年が明けるのを待つ大勢の参拝客が暖を取った。

全国の崇敬者でつくる奉仕者団体「日本青伸会」が昭和21年から毎年、無病息災などの祈りを込め、かがり火を設置している。

内宮の大かがり火は直径約五メートル、高さ三メートル。神宮林の間伐材の杉などを組み上げて参道に一カ所、外宮では二カ所に一回り小さいものを設置した。

白装束姿の奉仕者が火をともすとパチパチと音を立てて燃えだし、参拝者は写真を撮ったり、餅を焼いたりしながら暖を取っていた。

兵庫県明石市から家族三人で参拝した柳田雅美さん(44)は「ここ三年、伊勢で年末を過ごしているが初めて見た。来年一年、家族みんなが健康で幸せに過ごせたら」と話していた。