働き方改革の成功事例など周知 三重労働局と百五銀が協定

 三重労働局と百五銀行(伊藤歳恭頭取)は26日、「働き方改革に係る包括連携協定」を締結した。働き方改革の成功事例などを同行が取引先に周知し、企業の働きやすい職場づくりや生産性向上につなげたい考え。

 労働局と金融機関による働き方改革に向けた協定は、東海3県では初めて。津市島崎町のベルセ島崎で締結式を開き、伊藤頭取と林雅彦三重労働局長が協定書に署名した。

 働き方改革の成功事例や助成金制度などを同行が県内事業者に紹介し、労働環境の改善やワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の両立)の推進、労働生産性の向上を図る。同局は、同行の企業融資担当者を対象に、労働関係法や助成金制度に関するセミナーを開くという。

 林局長は「企業に助言、指導を行っている金融機関のリーダーシップが非常に重要。企業の抱えるさまざまな悩みに対して、緊密に連携して取り組んでいきたい」と意気込みを語った。

 伊藤頭取は「働き方改革に取り組んでいる企業はたくさんあるが、みなさん悩みながらやっている。県内の企業に声を掛け、ネットワークを作っていきたい」と述べた。

 同行の取り組みでは、昨年4月に「働き方改革推進室」を設置。育児休業の取得可能期間の延長▽育児・介護のための短時間勤務制度の拡充▽テレビ会議システムの導入―などを実施している。