GS荒らしの男に懲役3年執行猶予5年の判決 津地裁

 津市内の給油所などが連続して荒らされた事件で、窃盗と窃盗未遂の罪に問われた愛知県大治町、とび職桶屋裕也被告(20)に対し、津地裁(高橋正典裁判官)は24日、「結果は軽視できないが従たる立場にあった」として懲役3年、保護観察付き執行猶予5年(求刑・懲役3年6月)の判決を言い渡した。

 高橋裁判官は判決理由で、「手慣れた手口で1時間のうちに立て続けに犯行を重ねた計画的な犯行。共犯者からの誘いで金欲しさに応じて分け前を受け取るなど動機や経緯にくむべき事情はない」と指摘。一方で、「運転や見張りなど役割は従たる立場であり、罪を認め反省し、一部に被害弁償も済んでいる」として保護観察付きでの執行猶予を認めた。

 判決によると、桶屋被告は共犯者である住所、職業不詳稲田俊二被告(40)=強盗傷人と窃盗の罪で起訴=と、1月13日午前4時20分―同5時45分ごろまでの間、津市内の駐車場や給油所など合計4カ所を連続で襲い、現金約23万5000円のほか、普通乗用車1台や自動釣り銭機など4点(時価合計99万4400円)を盗んだ。

 県内では昨夏から津市や松阪市内で車上荒らしや犯行に使用された車両を燃やした不審火が多発し、今回の事件で使用された車両も含まれていた。