今年こそJFL昇格 鈴鹿アンリミテッドFCがキックオフパーティー

【キックオフパーティーであいさつする鈴鹿アンリミテッドFCの堀河主将(中央)=鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキットSプラザサクラホールで】

【キックオフパーティーであいさつする鈴鹿アンリミテッドFCの堀河主将(中央)=鈴鹿市稲生町の鈴鹿サーキットSプラザサクラホールで】

 鈴鹿市を拠点にJリーグ入りを目指す東海社会人サッカーリーグ1部の鈴鹿アンリミテッドFC(山岡竜二社長)は11日、市内で2017年キックオフパーティーを開いた。昨年はヴィアティン三重とのJFL昇格対決に敗れた。サポーターや支援企業関係者など約200人を前に、山岡社長は「県から初のJリーグのチームを作るという思いは変わらない。昨年のチームに足りなかったのは冷静な分析と状況判断。今年は青い炎で燃え続けJFL昇格を達成する」と述べた。

 名張市拠点の三重FCランポーレと鈴鹿市拠点の鈴鹿クラブが合併して09年に誕生。10年から東海社会人リーグ1部で活動。JFL昇格が懸かる全国地域サッカーリーグ決勝大会にはこれまで3度出場し、昨年は決勝ラウンドで桑名市拠点のヴィアティン三重との県勢対決に敗れ、JFL昇格を逃した。

 今年トップチームで戦う選手は11日現在28人。在籍2年目の今年、主将を務める堀河俊大選手(27)=香川県出身=は「昨年のような悔しい思いはしたくない。応援してくれる皆さんの思いも背負って1年間戦っていく」と決意表明した。

 新加入は13人。J1柏レイソルやJ2ロアッソ熊本などでプレーし、鈴鹿ではプレイングマネジャーとして小澤宏一監督をサポートする藏川洋平選手(39)=山口県出身=は「県リーグからJ1まで全てのカテゴリーでプレーしてきた。その経験を若いチームに還元したい」と話した。

 また福島県社会人リーグのいわきFCから加入の高野次郎選手(23)=宮城県出身=は、6年前のこの日発生した東日本大震災に触れ「自分が活躍することで地元も盛り上がる。その思いで鈴鹿で戦う」と述べ、郷土への思いもにじませた。

 東海社会人リーグ1部の開幕日は5月6日で、鈴鹿はAGF鈴鹿陸上競技場でトヨタ蹴球団(愛知)と開幕戦を行う。昨年度主将を務めた津市出身の北野純也選手のヴィアティン三重への完全移籍で、県出身の在籍選手はいなくなったが、山岡社長は「選手たちはそれぞれ目標を持って鈴鹿の地に集まってくれた。1人1人にドラマがある。試合会場に足を運び、その思いを知って」と来場を呼びかけていた。

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