国が知的財産保護 「特産松阪牛」を登録 竹上市長「誇り」と喜び

【地理的表示保護制度で「特産松阪牛」を登録した(左から)磯崎副大臣と竹上市長=農林水産省で(松阪市提供)】

【地理的表示保護制度で「特産松阪牛」を登録した(左から)磯崎副大臣と竹上市長=農林水産省で(松阪市提供)】

 産地と結び付いた商品名を知的財産として国が保護する地理的表示保護制度に基づき「特産松阪牛(まつさかうし)」など四産品が三日、登録された。松阪牛連絡協議会会長の竹上真人松阪市長が農林水産省で磯崎陽輔農林水産副大臣から登録証を受け取った。県内では初めて。

 同制度は、地域で長年育まれた特別な方法で生産し、高い品質や評価を獲得している農林水産物・食品の名称を品質基準とともに国に登録し、知的財産として保護する。中国を含む世界百カ国以上で制度化されている。平成二十七年六月から始まり、但馬牛や神戸ビーフ、夕張メロン、市田柿など二十四品目が登録済み。

 同協議会は海外で出回る偽の松阪牛への対策として同七月に申請し、学識経験者からの意見聴取などを経て合格した。

 特産松阪牛は兵庫県産の子牛を九百日以上の長期にわたり肥育した松阪牛ブランドの最高峰。同年度は松阪牛全体で七千七十八頭出荷したうち、特産松阪牛は4・3%の三百一頭だった。

 竹上市長は「誇りに思う。さらなる松阪牛ブランドの振興につなげたい」と喜んだ。

 他に「米沢牛」(山形県)と「西尾の抹茶」(愛知県)、「前沢牛」(岩手県)が登録された。

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