津観光ガイドネット 北海道開拓の県人紹介 西田会長が歴史講演会

【北海道ゆかりの県人の資料を紹介する西田氏(右奥)=津市一志町の一志高岡公民館で】

【北海道ゆかりの県人の資料を紹介する西田氏(右奥)=津市一志町の一志高岡公民館で】

【津】津市一志町のボランティアガイド団体「一志町歴史語り部の会」(西田太司会長、会員十八人)は十一日、同町の一志高岡公民館で歴史講演会を開いた。津観光ガイドネット会長の西田久光氏(67)=同町=が「北海道開拓に挑んだ三重県人たち」と題して話し、約七十人が聴講した。

 地域の歴史に理解を深めようと年一回開催。西田氏は「三重と北海道には深い関係がある」として、えぞ地を調査し北海道の名付け親で知られる旧三雲町出身の松浦武四郎、北海道開拓団三重団体団長で南幌町を開拓した津市出身の板垣贇夫、富良野原野開拓のリーダーで旧安東村出身の田中常次郎らの功績に触れた。

 昨年現地で調査した数々の写真や資料も併せて紹介。開拓者が家族ごとに名前や出身地を記した木簡に「未開ナル事ハ実ニ筆舌ニ盡シ難シ」とあるとして「夢を託して富良野に来たが困難を極めた当時の心情がよく出ている」と述べた。

 市内から訪れた男性(73)は「松浦武四郎のほかにこんなにつながりがあったと初めて知りためになった」と感想を話した。

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