尾鷲市長選 加藤氏が出馬表明 「企業再生の手法、行政に」

【尾鷲市長選へ向け出馬表明する加藤氏=尾鷲市役所で】

【尾鷲市長選へ向け出馬表明する加藤氏=尾鷲市役所で】

【尾鷲】次期尾鷲市長選(七月二十五日任期満了)に向け、元百貨店役員の加藤千速氏(68)=同市中央町=は十一日、尾鷲市役所で記者会見し、「企業を再生させた経営手法を尾鷲の行政で生かしたい」と、正式に出馬表明した。無所属で立候補する。

 加藤氏は「若者が働ける場所や安心して住める場所を提供し、若者たちの未来へつながる基盤をつくり上げていきたい」と出馬の動機を語った。

 公約として地場産業の再生や経済の活性化と雇用創出などに取り組むと述べ、「赤字企業の再生に取り組んできた経験を尾鷲の経済再生に生かす」と語った。

 また、岩田昭人市長(66)が進めてきた道の駅計画を白紙に戻すとし、「情報機能などを持った『地域交流施設』として構築していく」と述べた。

 加藤氏は同市九鬼町出身で県立尾鷲高校卒。慶応大を経て阪急百貨店(現阪急阪神百貨店)に入社し、常務取締役を経て阪急オアシスの代表取締役社長などを務めた。

 市長選に向けては、市議の榎本隆吉氏(67)が昨年十二月に立候補を表明している。現職の岩田昭人市長は態度を明らかにしていない。

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