移住促進など連携へ 三重・広島両県知事が会談 「女性活躍」や働き方改革も

【懇談の後に握手する鈴木知事(左)と湯﨑知事=伊勢市宇治中之切町で】

【懇談の後に握手する鈴木知事(左)と湯﨑知事=伊勢市宇治中之切町で】

 鈴木英敬知事と広島県の湯﨑英彦知事が十一日、伊勢市宇治中之切町の神宮会館で「地方創生」などをテーマに会談した。両県が移住促進の取り組みを共有するなど、六点で連携することを確認した。

 湯﨑知事は、移住の相談センターを通じた移住が増加していると紹介。鈴木知事は来年度から移住促進に向けて庁内の組織体制を強化する考えを示し、「効果的な取り組み事例の情報交換をしたい」と求めた。

 また、湯﨑知事は地方創生に向けた政府の取り組みを「優先順位が落ちているのでは。交付金の額や使い道が限定されている」と指摘。鈴木知事も「ともに連携して声を上げたい」と同調した。

 「女性の活躍」も議題に上がった。昨年九月に鈴鹿サーキットで開いたイベント「WIT(ウイメン・イン・イノベーション・サミット)」の広島県内開催に向け、開催のノウハウを伝えることも確認した。

 このほか、両知事は人材育成や働き方改革に向けた取り組みでも連携することを確認。

 鈴木知事は会談後の記者会見で「WITの開催を前向きに検討していただけることになって良かった」と述べた。

 また、湯﨑知事は鈴木知事の著書で昨年五月に発売された絵本「『パパ』はどうしてパパなの?」(千三百円)について、「末っ子が大好き」と述べ、鈴木知事に持参した絵本へのサインを求めていた。

 両知事の会談は四回目。鈴木知事は平成二十四年度から隔年で全国の知事と会談しているが、重点的な政策が重なる湯﨑知事とは年に一度のペースで会談している。両知事とも育児休暇を取得した経験がある。

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