参院選三重選挙区 共産候補取り下げ伝達 民主に、選挙協力

【記者会見する大嶽委員長=県庁で】

【記者会見する大嶽委員長=県庁で】

 共産党県委員会の大嶽隆司委員長は二十六日、県庁で記者会見し、今夏の参院選三重選挙区(改選数一)で、民主党公認で出馬を予定している現職の芝博一氏(65)が安全保障関連法廃止を公約に掲げることなどを条件に、共産公認候補を取り下げる意向を民主党県連に伝えたと発表した。

 大嶽委員長と民主党県連幹事長の舘直人県議が二十五日、県議会議事堂で面談。大嶽委員長は安保関連法廃止を選挙公約に挙げることや選挙協力を条件に、公認候補を取り下げると伝えた。同選挙区で立候補を表明している共産新人の釜井敏行氏(34)は比例代表に回る見込み。

 大嶽委員長は「戦争法廃止に向け、これまでにない大胆な方針で臨んでいる。もし実現すれば、県内国政選挙で他党公認候補を応援するのは初めてになる。今後も協議を重ね、早期の決断をいただければ」と語った。

 同選挙区には両氏のほか、自民党新人の山本佐知子氏(48)、幸福実現党新人の野原典子氏(59)が立候補を表明している。