「人との違い理解して」 津で部落解放研究三重集会

【手話で歌詞を伝えながら歌を披露する渡辺さん=津市一身田上津部田の県総合文化センターで】

【手話で歌詞を伝えながら歌を披露する渡辺さん=津市一身田上津部田の県総合文化センターで】

 部落解放研究三重県集会が六日、津市一身田上津部田の県総合文化センターであった。手話で歌詞を伝えながら歌う「サインシンガーソングライター」の渡辺りえこさんが「共に生きていこうとする気持ち」と題して講演した。

 渡辺さんは耳が不自由な両親を支えるために三歳から手話を始めたことや、自宅では常に両親と顔を見せ合っていることなど自らの経験を紹介し「聞こえない人との違いを理解することで共に生活できる」と強調。手話をしながらの歌も披露していた。

 集会は、県内の労組や企業などでつくる実行委員会が主催し、本年度で二十一回目。約九百人が出席した。部落解放同盟大阪府連合会のメンバーや弁護士らが部落問題や差別のない社会をテーマに講演したほか、県内の校長らによる人権をテーマにしたパネルディスカッションもあった。