伊勢志摩サミット 主会場に志摩観光ホテル

【志摩】外務省は五日、五月に志摩市の賢島で開催される主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の主会場を、志摩観光ホテルに決定したことを明らかにした。本館のクラシックとベイスイートの両館を会議場などで使用することを検討している。

 同ホテルでの開催は県が提案。同省が二日、同ホテルを運営する近鉄グループホールディングス(大阪市天王寺区)に決定を伝えた。

 昨年六月のサミット開催決定後、安倍晋三首相をはじめ政府関係者や警備関係者が視察し、警備面などでの現地調査を進めてきた。同年十月に同ホテルベイスイートを視察した安倍首相は「海と山が見え、景色が素晴らしい」と感想を述べていた。

 サミット主会場の決定を受け、大口秀和志摩市長は「主会場が決まって安心している。伊勢志摩の自然の美しさやおいしい料理、あたたかい人情を各国の首脳らに感じてもらえるよう、市民と関係者が一体となっておもてなししていきたい」と語った。

 同ホテルは、昭和二十六年、戦後初の純洋式ホテルとして開業。昭和天皇をはじめ皇族たちが利用してきた。平成二十年に全五十室がスイートルームのベイスイートがオープンし、クラシックは、今春の再開に向けて耐震工事をしている。