鈴鹿 伊勢型紙の認知度向上に 図柄用いたぬりえ帖発売

【伊勢型紙の図柄を用いた「和のぬりえ帖」=鈴鹿市役所で】

【伊勢型紙の図柄を用いた「和のぬりえ帖」=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】鈴鹿市の伝統工芸「伊勢型紙」の図柄を用いた「和のぬりえ帖」(一千二百円、税別)が、このほど全国の書店で発売となった。東京都新宿区のJTBパブリッシング(里見雅行社長)が発行した。

 昨年夏ごろ、市に「伊勢型紙を使った本を作りたい」という同社からの問い合わせがあり、伊勢形紙協同組合(林庸生理事長)を紹介。同組合は文献や図案などの参考資料を提供し、作製に協力したという。

 ぬりえ帖はB4変形版、六十四ページ。伊勢型紙図案から生まれた日本の伝統模様をテーマに、代表的な小紋や友禅の柄をぬりえにした。花や風景を中心とした五十一通りの図柄が掲載されている。

 林理事長(78)は「ぬりえを通じて認知度の向上や、新たな需要のきっかけにつながれば」と話していた。