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2012/2/23(木)
熊野尾鷲道路 新鹿トンネルが貫通 来年度中に供用開始予定
【貫通発破のスイッチを押す(左から)内藤所長、河上市長ら=熊野市新鹿町の新鹿トンネルで】
【熊野】熊野市新鹿町で二十二日、国道42号熊野尾鷲道路「新鹿トンネル」(全長七三四メートル)の貫通式が開かれた。河上敢二市長をはじめ、国交省、県、地元関係者ら九十三人が出席し、通り抜けをして貫通を祝った。同トンネルの貫通によって、熊野尾鷲道路の五本のトンネル全てが貫通した。
熊野尾鷲道路(延長一八・六キロ)は、尾鷲市南浦町から熊野市大泊町を結ぶ自動車専用道路。東紀州地域における高速交通ネットワークの一環として、近畿自動車道紀勢線新直轄区間(二一・二キロ)とともに整備が進められている。平成二十年に尾鷲南IC(インターチェンジ)―三木里IC区間(五・三キロ)が供用開始しており、残る区間は、ミッシングリンク(事業未着手区間)の尾鷲北IC―尾鷲南IC区間を除き、平成二十五年度中に供用開始する予定。
新鹿トンネルは、昨年四月に掘削を開始し、二月十日に完了した。工費は約十四億円。式典では、河上市長、内藤幸美国交省中部地方整備局紀勢国道事務所長、鵜飼伸彦県県土整備部高速道・道路企画室長、施工業者の早仁志鴻池組名古屋支店長の四人が貫通発破スイッチを押し、トンネル内にごう音を響かせた。続いて出席者がグループごとに通り初めをし、貫通点で万歳三唱をして貫通を祝った。
河上市長は、「長年の悲願であった高速整備が着々と進められている」とあいさつ。昨年の紀伊半島豪雨災害に伴う幹線道の寸断で、紀南地方が一時的に孤立した事例を挙げ、「災害時、緊急医療において人命を救い、地域活力を再生させる『命の道』となる」と高速網の整備に期待を示した。
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