「博学〜博物館で学ぶ〜」の企画も2年目を迎えました。新しい年度の最初に紹介するのは、多気町五桂池ふるさと村にある、花と動物ふれあい広場です。
五桂池ふるさと村と言えば、三重県立相可高校の生徒たちが運営する高校生レストラン「まごの店」や、産直市場「おばあちゃんの店」などで有名な公園です。季節によっていちご狩りやみかん狩りなども楽しめたり、ペダルボートやミニゴルフなど、一日家族連れで楽しめる公園となっています。
その一角に、動物園「花と動物ふれあい広場」があります。「花と動物」と名付けられていますが、基本的に動物しかいません。
今、春休み真っ最中で、子どもたちや家族連れでにぎわっています。さらに1ヵ月も経たないうちに大型連休がやってきます。しばらくの間、このコーナーも家族で楽しめる動植物園を紹介しましょう。
◆動物たちと楽しくふれあおう!
花と動物ふれあい広場の大きな特徴は、動物たちと楽しくふれあえることです。
中でも、園内の中ほどにある「ふわふわルーム」がおもしろいです。小動物たちをじかに触れられる部屋で、モルモット(左写真)やヒヨコ(中写真)など、かわいらしい動物たちがたくさんいて、手に取ることができます。モルモットは、小さなかごに入れて、膝の上に置いて優しくなでたりして楽しめます。おとなしくてかわいらしいですよ。
でも、中にはアオジタトカゲ(右写真)のようなちょっとグロテスクな爬虫類なんかもいたりします。女の子は触るのにちょっと勇気がいるかもしれませんね。
◆ヘビとふれあおう!
ふわふわルームでは、土・日・祝日の13時から、「ヘビとふれあおう」という催しを開催しています。普段は飼育小屋の中にいるヘビを外に出して、首に巻いたり(右写真)触れたりするものです。大人にも子どもにも、楽しんでもらえるイベントで、とても人気です。
ただ、ヘビは寒さに弱いため、寒いときやヘビの体調が悪いときはイベントを中止することもあります。ご了承ください。
◆動物たちにエサをあげよう!
入口を入ったところに、かご入りのエサが売られています(右上写真)。かごいっぱいにキャベツが入っていて、1かご100円。これはヤギやウサギ、ダチョウなど草食動物にあげることができます(右下写真)。特にヤギやヒツジは、人が近くを通っただけでエサを求めに近づいてきます。人馴れしていて、とてもかわいらしいです。
ほかにもコイが泳ぐ池の前に、エサの自販機があったりして、それぞれの動物の前にもエサが売られています。こうしてエサをあげて動物たちと楽しくふれあう、これがこの動物園の醍醐味でしょう。
4月2日付の伊勢新聞「博学」コーナーでも、五桂池ふるさと村 花と動物ふれあい広場を紹介します。どうぞご覧ください。
次回の「博学〜博物館で学ぶ〜」は、大内山動物園(大紀町)を紹介します。WEBは4月9日(土)更新、新聞特集は4月10日(日)掲載予定です。
<施設案内>
五桂池ふるさと村 花と動物ふれあい広場
開園時間 | 10:00〜16:30(4〜10月) 10:00〜16:00(11〜3月) |
休園日 | 火曜日(祝日の場合は営業) |
入園料 |
一般大人520円、小人410円 ※団体割引、障害者割引等あり |
多気郡多気町五桂992 〒519-2174
TEL 0598-39-3780
http://www.furusatomura.taki.mie.jp/fureau/index.html
伊勢自動車道勢和多気ICから車で約15分
JR佐奈駅から徒歩約30分
JR・近鉄松阪駅より三瀬谷駅方面バス乗車、五桂口バス停下車徒歩約30分
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