紀北町 町行政報告会始まる 町長らと住民、意見交換 三重

【意見を交わす尾上町長らと住民=紀北町島原の若者センターで】

【北牟婁郡】三重県の尾上壽一紀北町長と町幹部職員が町民と意見を交わす「町行政報告会」が15日夜、同町島原の若者センターで始まった。町内4カ所で開く。

自治会長や区長ら住民18人が出席した。

昨年7月、大雨で民間事業者の養鶏場から鶏ふんが赤羽川支流の三戸川に流出したため赤羽自治会は今月10日、「大雨が降っても鶏ふんや毛が流出しないための排水溝の工事を至急に実施願いたい」とする要望書を尾上町長に提出している。

住民男性は「紀伊長島地区の7割の住民が三戸川と赤羽川の水を飲んでいる。一時的な対策ではなく、完全な対策を講じてもらいたい」と訴えた。また、鶏ふんの流出が県に情報公開して明らかになったと指摘し、事業者側が行政に報告するよう求めた。

尾上町長は「業者と話もしている。今後も業者と話し合いをしながら対策や調査を町からもお願いしていきたい」と答えた。

農林水産課は「補修工事の関係で一部の鶏ふんが流出してしまったと聞いている。業者は通常の対策は講じている。排水対策の工事などは県と事業者と検討したい」と話した。