女子サッカー 新チーム名「伊賀FCくノ一三重」に 来年改称

【新チーム名PRポスターを掲げる伊賀FCくノ一の(左から)柘植代表、山下GM=伊賀市内で】

女子サッカーなでしこリーグ1部に所属する伊賀市拠点の「伊賀フットボールクラブくノ一」(柘植満博代表)は14日、2020年2月から、チーム名を「伊賀FC(エフシー)くノ一三重」に改称すると発表した。

1976年の創設以来初めて、県名をチーム名に加えることで、オール三重の態勢につなげたい考え。伊賀市内で会見した柘植代表は「三重県中の皆さんに応援していただくチームを目指したい」と抱負を語った。

日本サッカー協会の田嶋幸三会長が今年4月、なでしこリーグのプロ化構想について言及するなど日本女子サッカーを取り巻く環境が変化する中、運営基盤強化のため、伊賀市以外にもチームの認知度を高めることが必要と判断した。

伊賀市内が中心だったサッカー教室などの地域貢献活動も今後、市外でも積極的に行う。山下恭典GMは「三重を代表するチームとして(2021年の)三重とこわか国体優勝も目指す。選手らにも今後一層襟を正すことが求められると話した」と語った。

同チームの母体は1976年から旧上野市(現伊賀市)で活動してきた「伊賀上野くノ一サッカークラブ」。スポンサーを得て、88年に「プリマハムFCくノ一」に改称。89年から始まった日本女子サッカーリーグに第1回から参加してきた。

スポンサー企業の撤退に伴い、2000年に現在のチーム名に改称。市民クラブとして再出発した。3度目の改称は、チームを運営するNPO法人「伊賀FCくノ一」理事らの内諾も得ており、会見には坂口慎一、前田繁一両理事も同席。前田理事は「チーム名の改称が『伊賀』の全国への発信につながれば良い」と期待を示した。