三十三FG 三重銀が増収増益 第三銀は減収減益 3月期決算、統合後初の発表

【松阪】三十三フィナンシャルグループ(本店・三重県松阪市京町)は14日、平成31年3月期決算を発表した。経常収益は696億4千万円、経常利益は77億8300万円となった。三重銀行(四日市市西新地)は増収増益、第三銀行(松阪市京町)は減収減益。

三重銀行と第三銀行の経営統合後、初めての発表となる。

三重銀行は経常収益が前期比8・3%増の280億500万円、経常利益が6・2%増の50億6200万円。本業のもうけを示すコア業務純益は6億6100万円増の53億6100万円だった。増収は4期ぶり、増益は2期連続。

第三銀行は経常収益が1・2%減の309億7100万円、経常利益が6・7%減の50億5300万円。コア業務純益が3億8千800万円増の54億7千万円だった。減収は5期連続、減益は2期ぶり。

両行合算の業務粗利益は6億7500万円増の489億9千万円で、うち手数料収入などの役務取引等利益は8億5500万円増の91億4400万円。一方、人件費は9億3500万円減の206億9700万円だった。

同グループの来期業績予想は経常利益61億円。

第三銀行本店で会見した井口篤取締役兼執行役員は統合の利点として「第三銀行では三重銀行のノウハウを活用して営業の幅が広がって役務取引等利益が増えた」と説明。「統合のスタートとしてそれなりの成果を挙げられた」と述べた。