三重県議会 正副議長選で2氏が所信表明

【所信表明に臨む中嶋議員(右)と北川議員=県議会議事堂で】

三重県議会の議長選に立候補した中嶋年規議員(52)(自民党県議団、5期、志摩市選出)は14日の所信表明会で、設置に向けた議論が先送りとなっていた議員定数に関する第三者機関を設置する考えを示した。

第三者機関は、定数の議論がまとまらない中で一部の議員から設置を求める声が上がり、前田剛志前議長も就任時に掲げた。一方、議会には「改選後に議論すべき」との声もあり、設置は先送りとなっていた。

中嶋氏は所信表明会で「前議長が提案した第三者機関は、個人として設置していきたいと考えている」とした上で「どなたに何を、どこまで担っていただくかの議論が必要だと認識している」と述べた。

また、申し合わせで2年間の議長任期については「二年以内を原則としつつ、一年一年を精いっぱい頑張るため、1年がたった時点で取り組みを振り返り、いったんは辞表を提出する」と述べた。

副議長候補の北川裕之議員(60)(新政みえ、5期、名張市)は所信表明会で「県議選の投票率は低く、県議会は県民から遠い存在になっている」と指摘。県議会の情報発信に努める考えを示した。

中嶋氏は慶応大経済学部卒。県職員を経て15年の県議選で初当選。教育警察常任委員会や議員提出条例検証特別委員会などの委員長を務め、29年から1年間、予算決算常任委員長に就いた。

北川氏は同志社大法学部卒。名張市職員やケーブルテレビ局勤務を経て15年の県議選で初当選した。4期目半ばで辞職して昨年4月の名張市長選に出馬するも、現職に敗れて落選。4月の県議選で復帰した。