サッカー天皇杯 三重県代表決定戦 ヴィアティンが天皇杯本戦へ

【優勝を決めるPK戦を4―2で制したヴィアティン三重の選手ら。2本のセーブで貢献したGK加藤大喜に抱きつく=スポーツの杜鈴鹿で】

サッカーの第99回全日本選手権大会(天皇杯)県代表決定戦を兼ねる県選手権大会は12日、鈴鹿市御薗町のスポーツの杜鈴鹿で決勝があり、日本フットボールリーグ(JFL)のヴィアティン三重が、同じJFLの鈴鹿アンリミテッドFCを2―2からの延長PK戦を4―2で制して、ヴィアティン桑名時代を含め5年ぶり2回目の天皇杯出場を決めた。

前半33分、右CKからの混戦でDF寺田匡史がゴールを決めて1点先制した。その後、後半27分に逆カウンターから鈴鹿DF野口遼太に同点のヘディングシュートを決められ延長戦に突入した。

延長前半11分には鈴鹿FWエフライン・リンタロウにPKを決められ逆転されたが、延長後半12分、鈴鹿GK月成大輝が決定機阻止などの反則で退場すると、延長後半アディショナルタイム、MF森主麗司のヘディングシュートで試合終了間際に同点に追いついた。

続いて行われたPK戦では4選手連続でゴールを決めた一方で、GK加藤大喜が2人を止める好セーブを見せ、熱戦にけりをつけた。

5月5日のJFL第7節に続く今年2回目の「三重ダービー」。前回もヴィアティンが2―1で競り勝っているが、4年連続4度目の対戦となる天皇杯県代表決定戦は過去3度鈴鹿が勝利してきた。

ヴィアティンの上野展裕監督は、PKキッカーを務める鈴鹿の選手らを事前にリサーチし、分析結果をキーパー陣と共有するなど、PK戦対策を入念に行ってきたことを明かし「3年間悔しい思いをしてきたサポーターに喜んでもらえて良かった」と話した。

天皇杯は今月25日、全国各地で開幕する。ヴィアティンは26日にスポーツの杜鈴鹿で関西学院大(兵庫)と1回戦を戦う。初戦を突破すれば7月3日の2回戦でJ1の湘南ベルマーレと対戦する。