「マルフク」事業停止 四日市の老舗漬物メーカー 負債3億6000万円 三重

【四日市】老舗漬物メーカー「マルフク」(三重県四日市市河原田町、福本順子社長)は10日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した。帝国データバンク四日市支店によると、負債額は平成30年3月期末時点で約3億6千万円。

四日市支店によると、同社は明治15年に創業し、昭和49年4月に法人化。県産日野菜を用いた「ひのな漬け」を主力商品に、県内スーパーを中心に関西から北陸まで販路を構築し、平成19年3月期の売上高は約19億円に上った。

白菜を中心とした原材料価格の高騰が収益を圧迫していたところ、26年12月に社長夫妻が突如辞任。先代社長の妻が暫定的に代表を務めながら後継者不在の状況でコンサルタントを招いて事業再生を試みたが、抜本的な経営改善には至らなかった。