三重県 GW観光入り込み客数 89万増の300万人 改元影響で前年上回る

三重県は10日、10連休となったゴールデンウイーク(4月27日―5月6日)の県内主要観光施設への観光入り込み客数を発表した。十日間の延べ人数は前年より89万4440人増の300万2858人で、調査対象が21施設となった平成27年度以降で最高の水準となった。伊勢志摩や東紀州を中心に県内全域で前年を上回った。

延べ日数でゴールデンウイーク中の入り込み客数が増加するのは2年ぶり。改元で皇室にゆかりのある伊勢神宮が注目を集めたことに加え、熊野古道の世界遺産登録15周年も重なったため、大幅に増えた。

一日当たりの観光入り込み客数で見ると、前年比28・2%増の30万286人。21施設のうち、16施設で前年を上回り、4施設が前年より下落。ナガシマリゾート(桑名市)は横ばいだった。

伊勢神宮は改元で注目が集まり、御朱印を求める参拝客が増えたことなどから、88万2152人と昨年の2倍以上となった。内宮、外宮ともに参拝者数が前年と比べて大幅に増加した。

また、熊野古道周辺の施設では、道の駅「熊野・花の窟」(熊野市)が75・3%増の2万3371人、鬼ケ城センター(同市)が26・0%増の2万5967人と来場者が軒並み増加した。

鈴木英敬知事はぶら下がり会見で「改元に合わせて旅行事業者と伊勢神宮のキャンペーンを張ったこともあり、参拝者が増加した」と説明。10連休の影響については「長いまとまった休みだったので遠方に行こうと考える人が多く、東紀州の観光客の増加につながった」と述べた。