リニア建設で情報共有 JR東海社長、三重県知事と面談 県に協力求め

【鈴木知事(手前)と面談する金子社長=三重県庁で】

JR東海(愛知県名古屋市)の金子慎社長が9日、三重県庁を訪れ、鈴木英敬知事の3期目就任を祝福し、リニア中央新幹線の建設で協力を求めた。金子社長は「スムーズに名古屋以降(から大阪まで)の工事が進むように担当部門を強化し、情報を共有したい」と語った。

面談は冒頭のみ公開され、鈴木知事が「昨年12月に県内で開催した3府県の促進大会に来ていただいた」と感謝。リニア中央新幹線について「東京―名古屋間の建設が円滑に進むよう願っている。私たちにできることがあれば進める」と協力する考えを示した。

金子社長は「リニアの建設は品川から名古屋までを進めているが、名古屋まで来たら速やかに西へ進める構想を持っている」と強調。「いろいろな形で連携や調整を取らせていただき、スムーズに準備を進めたい」と意気込みを語った。

鈴木知事は同日のぶら下がり会見で、面談の内容について問われると「緊密に連携するための具体的な話をした」と説明。「内容は明かせない」としつつ、「名古屋から西についても前に進めていこうと思えるアクションについて説明をいただけた」と述べた。