井村屋、売上高が過去最高 3月期決算 企業向け調味料など伸び

【津】井村屋グループ(三重県津市高茶屋七丁目)は9日、平成31年3月期決算短信を発表した。売上高は前年比0・1%増の451億800万円で、10期連続で過去最高。純利益も13・0%増の12億5600万円で6期連続で過去最高となった。

企業向けの調味料事業や食品加工の受託が伸び、売り上げに貢献した。SNSなどを使った話題作りで主力商品「あずきバー」シリーズは年間売上本数が過去最高となった前年と同じ2億7500万本を売り上げた。

為替差益や投資有価証券売却益などで純利益は過去最高を更新。一方、営業利益は天候の影響で原材料となるあずきの価格が高騰し、エネルギーコストも上昇したため、5・1%減の14億1300万円となった。

同社は「やわもちアイス」シリーズ新商品の発売や中国市場での調味料事業で売り上げの増加を見込み、平成32年3月期の業績予想で売上高を3・8%増の468億円、純利益を1・9%増の12億8千万円とした。配当金は24円で据え置いた。