県内景況感、4カ月連続で下落 帝国DB津支店 三重

帝国データバンク津支店が9日に発表した4月の三重県内景気動向調査結果によると、「景気が良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業を差し引いた景気DIは前月比3・1ポイント減の45・9となった。4カ月連続で下落し、2カ月連続で50を割り込んだ。

全国順位は27位で、前月(5位)から大幅に後退。東海4県で最下位となった。前年同月(10位)も下回った。

規模別では大企業が前月より6・0ポイント減の49・1で大幅に悪化。2年5カ月ぶりに50を割り込んだ。中小企業は2・8ポイント減の45・2となった。規模間格差は3・9となり、前月から3・2ポイント縮小した。

業界別では8業種中、金融と不動産、小売の3業種が前月と比べて横ばい。残りの5業種は悪化した。堅調だった建設業は56・4で50を上回ったものの、前月から10・3ポイント下落した。

同支店の担当者は「2カ月連続で50を割り込み、景気減速傾向がみられる」と説明。「地域経済をけん引してきた建設業や製造業にやや陰りが見え始めてきており、先行き不透明感が強まっている」との見方を示した。