東員町長に水谷氏 無投票で3選 三重

【当選を喜ぶ水谷氏(前列左)と支援者ら=東員町中上の構造改善センターで】

【員弁郡】任期満了(4月26日)に伴う三重県の東員町長選は16日告示され、現職の水谷俊郎氏(67)のほかに立候補の届け出がなく、無投票での3選が決まった。水谷氏は午後5時過ぎ、同町中上の構造改善センターで当選の報を受けると、華奈子夫人(53)や集まった多くの支持者らと喜びを爆発させ、万歳三唱した。

子育て施策と教育の格差是正、農業の拡大、農業と福祉との連携などを公約に掲げて挑んだ町長選だったが、無投票で終わり、水谷氏は「自立がキーワードで、30―50年先に町民が幸せを感じてくれるような持続可能な町づくりは、いま一歩を踏み出さないと実現できない」と強調。

その上で「『健康・活躍の町』を皆さんと共に築き上げるために力を貸してほしい。無投票で楽な選挙だったからこそ責任は重くなる。しっかりやっていかないといけない」と気を引き締めた。

選挙事務所には県内の首長や地元選出の県議らが駆け付けて祝福した。
■解説 ― 「稼げる町」政策も必要■
東員町長選は、現職の水谷俊郎氏(67)が無投票で3選を果たした。

出陣式では、近隣の首長や地元選出の県議ら約百人が駆け付けた。華やかな船出となり、2期8年の実績に自信を見せる水谷氏。だが、町政は喫緊の課題が山積し、順風満帆ではない。

3期目に向け、水谷氏は農業の拡大、農業と福祉との連携、東員第一中の移転整備と「ハブ学校」化、東員駅・役場間の土地開発などの政策を進める考えを強調している。

また、「子どもにかけずしてどこにかけるのか」と語り、教育・文化を主眼に据え、子育てしやすい町づくりに意気込む。視線を未来に向けるが、そのためには財源も重要だ。「稼げる町」に変貌していくための政策も必要で、手腕が問われている。