鳥羽 「TAOYA志摩」19日オープン 旧タラサ志摩を新装 三重

【海との一体感を意識した大浴場】

【鳥羽】大江戸温泉物語ホテルズ&リゾート(東京)は19日、三重県鳥羽市浦村町にグループ初の温泉リゾート「TAOYA志摩」をオープンする。旧タラサ志摩を買収したリニューアル施設で、開放感を意識した「ゆったりと、たおやかに」がコンセプト。昨年11月からホテルの改修を進め、大浴場やバイキングレストランを新設した。

同社は志摩市浜島町の「大江戸温泉物語伊勢志摩」など、全国で温泉旅館の経営を手掛ける。「にぎやかな雰囲気の中で楽しんでもらう」という路線だが、「静かにゆっくり過ごせる施設もほしい」との要望にも応え、新ブランド「TAOYA」を立ち上げた。

大浴場は海に面した立地を生かし、湯船と海がつながっているような「インフィニティ風呂」を採用。赤ちゃんを連れた若い女性らに配慮し、乳児用のベビーバスも設けた。大浴場の隣には、生ビールなどを自由に飲めるコーナーも設置した。

レストランは尾鷲ぶりや錦爽鶏など県産食材を中心に扱い、和洋中さまざまな料理を用意。伊勢うどんや手こねずしといった郷土料理もそろえた。従来の大江戸温泉物語よりもテーブルを大きくしたほか、テーブル同士の間隔も広くして開放的な空間を目指した。

宿泊料金は4人1室で1人当たり9980円。タラサ志摩と比べて宿泊価格を割安にするリーズナブルな路線で、幅広い層の利用を狙う。

松山哲矢支配人は「鳥羽の中でもひときわ海に近いホテルなので、寄せては返す波の音を聞きながらゆっくりとくつろいでほしい。ここを出発点に全国でTAOYAブランドを確立したい」と話している。