「家族史ノート」刊行 三重県出身・石原さん監修 高木ブーさんとトーク

【書籍や思い出について語る石原さん(左)と高木さん(右)=東京都中央区の八重洲ブックセンター本店で】

三重県松阪市出身のコラムニスト石原壮一郎さんが監修した「思い出を宝物に変える 家族史ノート」(ワニ・プラス)の刊行記念イベントが8日、東京都中央区八重洲の八重洲ブックセンター本店であり、ゲストにコメディアンでミュージシャンの高木ブーさんを迎えてトークショーが行われた。

同書は、昭和元年から平成31年までの主なで出来事や流行語などを左ページに掲載。右ページには、人生の出来事やエピソードなど思い出を書き込める余白がある。高木さんは誕生日に子どもから同書をプレゼントされ気に入ったことなどから今回のトークショーにつながった。

高木さんが「生い立ちをつくりたいと思い、撮りためてきた写真を貼ろうと思った。左のページを見ながらこの写真はこの年かなと考えながら進めていくうちに面白くなってきた」と語ると、石原さんは「パズルを埋めるような感じですね。そのように活用してもらえてうれしい」と答えた。

また高木さんは書籍に貼ってある結婚式の写真などをみながら「人生の岐路に立ったときにはいつも妻の意見を聞いて決めてきた。ドリフの話があったときも妻から後押しがあったので加入した。ドリフがあるから今の自分がある」と感慨深げに話していた。

ほかに、昭和41年のページにはイギリスのロックバンドビートルズが来日したときに前座を高木さん所属のザ・ドリフターズが務めており、当時の写真を披露すると来場者から歓声が沸いていた。

石原さんは「もうすぐ新しい年号を迎えるが、この時期に本をコミュニケーションツールとして、家族や兄弟などと思い出を話すきっかけにしてもらい、それぞれ宝物のように胸に秘めている思い出や歩みを書き残し、整理することで、令和も頑張ろうという気持ちになってくれればうれしい」と紹介した。