春の高校野球三重県大会 3年連続出場の白山 夏連覇向け「再び上位を」

【パルマ・ハーヴィー主将を中心に気合いを入れる白山ナイン=5日、津市内の同校で】

13日開幕の第66回春季東海地区高校野球三重県大会(県高野連主催、伊勢新聞社後援)に白山高校(津市白山町南家城)が3年連続で出場する。昨年はベスト8まで勝ち進み、7月の県大会で初優勝し、甲子園にも初出場した。2連覇がかかる夏の県大会も見据えて、春の県大会で再び上位を目指す。

地区予選を苦しみながら勝ち上がった。中勢地区予選を2位通過した久居農林に初戦で9―10で競り負けて2次予選に回ると、津東を13―3で下し、久居を延長11回の末、3―2で破って県大会進出を決めた。

津東戦の〝幻の本塁打〟を含めると3試合で4本の本塁打を記録した。「今年のチームは核になる選手はいない。チーム力で勝負したい」と話す東拓司監督は「1人1人の力がついてきた。あとは打線のつながりがカギ」と見る。

甲子園出場のため、地区予選免除で出場した昨年秋の県大会は初戦で敗退。それ以降は「投手陣、野手陣の整備から打撃の強化まで1つ1つやってきた」。3月以降は約20の練習試合をこなした。「苦しい中、自力で春の県大会の出場権を掴んだことが選手らの自信になれば」と話す。

秋以降、グラウンドにはBSO表示つきのスコアボードや部室などが整備された。甲子園初出場で野球部を取り巻く環境は少しづつ変化している。「先生を信じてついていけば甲子園に行けると思えたことが一番の収穫」と話すのは3年生のパルマ・ハーヴィー主将だ。

甲子園では伝令役でチームを盛り上げた。今年のチームでは主将の大役も担う。「甲子園にもう一回行きたい。秋の県大会は何もできずに終わったが、春でベスト8以上勝ち進んで夏につなげたい」と意気込んでいる。