三重県議選 新県議51人決まる 自民奪還23、新政は21

任期満了(29日)に伴う三重県議選(定数51)は7日、投開票された。自民は公認・推薦のうち23人が当選し、県議会の最大勢力を奪還。旧民進党系の地域政党「新政みえ」の公認・推薦は21人の当選にとどまり、平成17年から続いた最大勢力を自民に譲り渡した。

無投票を含めた当選者は現職40人、元職3人、新人8人。公認政党別では自民21人、公明2人、共産1人、新政みえ4人、三重民主連合5人、草の根運動いが1人、無所属17人となった。

県議選は無投票の5選挙区を除く12選挙区の52人が38議席を巡って選挙戦を繰り広げた。前回は自公と新政みえが23議席で並んだことから、今回は県議会の勢力争いが焦点となった。

新政みえは前回選挙で全員が当選したが、今回は2人が落選。友好会派の草の根運動いが(1人)を含めても22人にとどまる。共産の1議席を含めても自公には及ばず、議長ポストも明け渡す可能性が高い。

一方の自民も目標に掲げた単独過半数の獲得には及ばず、公明の2人を含めても25人にとどまった。会派構成でも自民系は分裂しているため、新政みえが引き続き最大会派を担う可能性が高い。

前回選挙で4年ぶりに議席奪還を果たした共産は現職2人と新人1人を擁立するも、当選は1人にとどまり、勢力の低下は必至。維新は初の議席獲得を目指して1人を擁立するも、かなわなかった。

県議会の「定数問題」も争点となり、定数減を取りやめたことへの批判を展開する陣営が相次いだ。定数増を主導した新政みえが議席を減らしたため、県議会は定数減の方向にかじを切る可能性が高い。

女性の当選者数にも注目が集まった。今回は過去最多となる12人の女性が立候補したが、当選は6人にとどまり、過去最多の前回選挙と同数だった。うち現職2人は無投票で当選した。