三重県内景気、3カ月連続下落 帝国DB・3月

帝国データバンク津支店が3日に発表した3月の三重県内景気動向調査結果によると、「景気が良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業を差し引いた景気DIは前月比1・2ポイント減の49・0となった。3カ月連続で下落し、17カ月ぶりに50を割り込んだ。

全国順位は前月から2つ上がって5位で、東海4県では2カ月連続トップ。前年同月(6位)も上回った。

規模別では大企業が前月より2・7ポイント増の55・1、中小企業が1・8ポイント減の48・0となった。規模間格差は7・1となり、前月から4・5ポイント拡大した。

業界別では、建設業が66・7、運輸・倉庫業が62・5と好調。堅調だった製造業は47・5で、平成29年6月以来、1年9カ月ぶりに50を下回った。前月と比べると、建設業と運輸・倉庫、サービスの3業種が改善した一方で、小売や卸売など3業種が悪化した。

同支店の担当者は「製造業は米中の貿易摩擦に伴う外需の落ち込みで全国的に悪化している。製造業の伸びが鈍化し、全体に影響した」と説明。「消費税率の引き上げや中国経済の悪化への警戒感が強まっている」との見方を示した。