松阪 三重県初の公共スケボーパーク 全国最大級、あす開場

【スケートパークのオープニングイベントで技を披露するプロ選手=松阪市山下町の市総合運動公園で】

【松阪】三重県松阪市は31日、同市山下町の市総合運動公園でスケートパークのオープニングイベントを開いた。全国最大規模を誇り、県初の公共スケートパークとなる。4月2日に開場する。

同パークは三角形の敷地で面積4730平方メートル。全面コンクリート製。約2億7千万円かけた。三区画あり、初心者からプロボーダーまで楽しめる。

ローカルエリアは地元愛好者の意見を取り入れて設計し、初心者教室や催しを想定して平面を広く確保。競技エリアは国際大会ができる構成と広さがある。プールエリアは湾曲したくぼ地を組み合わせている。

照明を設け、使用時間は午前8時半から午後10時まで。料金は一般300円、中高生百円、小学生以下無料。

式典は中央に市章をデザインした競技エリアで開催。竹上真人市長は「始まりは15年前の建設を求める請願。市議会で全会一致で採択された。愛好家に集まってもらい、三角形の敷地を全部好きなように使っていいよ、その代わり全国大会ができる規模にと求めた」とあいさつ。

設計を監修した日本スケートボード協会の横山純専務理事は「日本最高のスケートパークと思う。部分部分ではもっとすごい施設があるが、総合的な楽しさでは日本屈指。スケボーのカルチャーがますます進むと思う」と話し、5月19日の中部サーキット第1戦の会場にすると報告した。

松阪スケートボード協会の野出悟会長は「地元にスケートパークをつくる夢が現実になった。世界へはばたける環境ができた。若い世代を育成したい」と感謝した。

スケボーは来年の東京五輪で初めて正式種目に追加された。各エリアの説明を兼ねたデモンストレーションでは昨年の世界選手権金メダルを獲得した40住さくら選手ら五輪強化指定選手5人を含むプロ11人が空中技などを披露し、観客から歓声が上がった。