伊勢 72年間ありがとう 豊浜中で閉校式、生徒ら学びやに別れ 三重

【音楽部の演奏に合わせて「ふるさと」を歌う参加者ら=伊勢市西豊浜町の豊浜中学校で】

【伊勢】本年度末で72年の歴史に幕を下ろす三重県伊勢市西豊浜町の市立豊浜中学校で16日、閉校記念行事が開かれ、生徒や教職員、地域住民ら約515人が学校の歴史と思い出を心に刻んだ。

同校は昭和22年に開校し、これまでの卒業生は7076人。生徒数減少により市立北浜中学校と統合し、生徒らは新年度から新設の桜浜中学校(同市植山町)に通う。

閉校が決定後、豊西まちづくりの会と豊浜東まちづくり協議会、各自治会でつくる実行委員会が同校と連携し、記念誌の発行や記念行事の準備を進めてきた。

この日は午前中に閉校式があり、午後から記念行事を実施。式典では、森内法昭実行委員長や中辻浩行校長があいさつし、後期生徒会長の藤原颯士君が「わが母校豊浜中学校、本当にありがとうございました」などと感謝の言葉を述べた。

卒業生でジャズベーシストの古野光昭さんのビデオメッセージや、同じく卒業生のシンガーソングライター、マキタマシロさんのミニコンサートもあり、会場は盛り上がった。最後に全員で校歌を斉唱。音楽部の演奏に合わせて「ふるさと」を歌い、慣れ親しんだ学びやに別れを告げた。