明和町 指定文化財、新たに2件 お社塔と浄土曼荼羅 三重

【天王さんのお社塔=明和町佐田で】

【多気郡】三重県の明和町はこのほど、町指定文化財に同町佐田の「佐田西出 天王さんのお社塔」と、轉輪寺(同町明星)の「浄土三部経曼荼羅(まんだら)」の2件を追加した。計30件となる。民俗文化財は8件目、絵画は初めて。

お社塔は西出集落の辻に麦わらと竹で作り高さ約2メートル。愛知県の津島神社の神札を祭っている。同様の社は「津島信仰のお仮屋」と呼ばれ、愛知、静岡、岐阜、滋賀各県にあるが、三重県内では唯一。毎年7月13日以前に西出地区の男性全員約30人で建て替える。

曼荼羅は3幅あり、大きさは最大で縦213センチ、横160センチ。1684年から1772年にかけて制作し、保存状態が良い。