高1自殺、アンケート実施検討 県対策委 経緯やいじめ有無調査 三重

【記者会見する尾高会長=津市桜橋3丁目の県津庁舎で】

三重県立高校1年の男子生徒=当時(16)=が昨年8月に自殺した問題で、県いじめ対策審議会(5人、尾高健太郎会長)は14日の会合で、自殺した経緯やいじめの有無を調べるためアンケート調査を実施する方向で検討に入った。遺族の了解を得て実施する見通し。

尾高会長が1月下旬に遺族や生徒の担任から聞き取った内容を他の委員に報告。事実関係を確認するため、アンケート調査を実施する方向で調査内容を検討した。卒業する3年生を除く全生徒を対象に調査する方針。

会合は非公開。尾高会長は審議会後に記者会見し、「アンケートは可能な範囲で具体的な内容に近づけ、事実関係を確認する。遺族に会って了解を取り次第、アンケートを実施したい」と説明。いじめの有無については「現時点ではどちらとも認定できない」と述べた。

県教委によると、男子生徒は夏休み中の昨年8月19日に自殺した。男子生徒の遺族がスマートフォンに残されていた他の生徒とのメッセージのやりとりを見て「いじめがあったのではないか」と高校に申し出た。審議会が昨年12月の会合で調査すると決めた。