三重県議会棟 1階の喫煙室廃止へ 健康増進法改正受け

三重県議会は14日の代表者会議で、議会棟1階にある喫煙室を6月中にも廃止すると決めた。受動喫煙を防ぐ健康増進法の改正を受けた対応。議会棟の出入口と喫煙所の距離が近いことなどを理由に挙げている。

議会事務局によると、議会棟の喫煙所を廃止するのは初めて。議会棟には1階のほか、3―5階にも一つずつ喫煙室がある。代表者会議は1階以外にある喫煙室の対応は「今後の検討」とした。

健康増進法は県庁などの「第1種施設」に対し、7月から屋外の喫煙所を除いて敷地内禁煙とするよう義務付けている。県は平成28年4月から庁舎内を全面禁煙とし、屋外に喫煙スペースを設けている。

一方、議会棟は基準を満たした喫煙所なら建物内に設置できる「第2種施設」の位置付けだが、厚生労働省は法改正に伴って「施設の出入口付近や利用者が多く集まる場所に喫煙所を設置しない」と通知した。

代表者会議は法改正の内容や厚労省の通知などを踏まえて対応を検討。1階の喫煙室について「傍聴者の出入口に近く、県庁の歩道にも面していることから廃止する必要がある」と判断した。