松阪 「松ケ島城ものがたり」発行 まちづくり協が300冊 三重

【「松ケ島城ものがたり」を竹上市長(右から3人目)に贈呈した山本会長(右端)とガイドボランティア=松阪市役所で】

【松阪】松ケ崎まちづくり協議会の山本均会長(70)らは13日、三重県の松阪市役所で竹上真人市長に冊子「松ケ島城ものがたり」(A4判12ページ)を贈呈した。

松ケ島城は北畠氏が築城し、織田信長の次男信雄(のぶかつ)が五層の天守閣を建て、蒲生氏郷が入城から4年後、松坂城を造って移転した。

同協議会は平成28年、同市元気応援事業に「郷土史を学ぶ=松ケ島城跡を守る!」をテーマに応募して採択され、29年にパンフレット「松ケ島城跡」(A4判8ページ)を刊行するとともに松ケ島城ガイドボランティアを結成し、城跡周辺へ案内板を設置した。

新しい冊子は「松ケ島の地名からみた往時のなごり」「残されている伊勢松ケ島村図から、その痕跡を訪ねる」などの項目を設けて説明。高さ43センチの鯱(しゃち)瓦など出土品を紹介している。物語り風にして読みやすく工夫し、五層の天守閣や氏郷邸宅、内堀を合わせた景観をイラスト化している。

山本会長は「1冊目は市外県外の方もお買い求めいただいた。愛着を持ってほしい。関心が高まってもらえるとうれしい」と期待した。

300冊発行し、地元希望者や松ケ崎小学校児童に贈呈し、地域外へも300円で配布する。問い合わせは同協議会事務局=電話0598(51)5036=へ。